たろの不妊治療記録

25歳からの4年半を『妊活と不妊治療』に費やし続けた、とある女の忘備録。紆余曲折を経て、NAC日本橋を卒業するまでの治療歴を綴ります。

え、もしや自然に妊娠出来ないかも…?

こんばんは、たろです。

今日は自己タイミングで妊娠を望んでいた頃の、

夫婦の変化について書いていきたいと思います。

 

夫婦それぞれ、精神が蝕まれ始める…

 

基礎体温も頑張って記録し、

自分たちなりに考えてタイミングをとってきましたが

 

気が付けば結婚して妊活を始めてから

ゆうに1年以上が経過していました。

 

1年もあれば、

妊娠を望んで夫婦生活を送っている大半の夫婦は

問題がなければ授かれるという、という

データも見ていたので

 

この頃にはたろも夫氏も、だいぶ

精神的に疲れと不安を感じるようになっていました。

 

まず私、たろ。

 

生理が来るたびにひどく落ち込むようになり

そこに仕事のストレスなどが重なった日には

自分を責め立て、時には泣きじゃくったり

自分自身の体を叩いてしまったり、

 

夜、寝つきが悪くなったりし始めていました。

 

基礎体温は、生理周期の日数が毎月多少前後するものの

しっかり排卵し、高温期も十分続いている。

 

なのにどうして?

タイミングは間違いなく取れているはずなのに。

 

 

そして夫氏はというと、

どうしても義務的になってしまう夫婦生活だからなのか

時々、最後までできなかったり

勃たなくなってしまったり…

 

いわゆるEDというやつでした。

たろが、生理管理アプリを夫氏と共有していたので

『この日にタイミングとるよ!』というのを

間接的に毎回伝えていたんです。

 

そういう予定をしっかり見てくれる夫氏。

知らず知らずのうちに酷く身構えていたというか、

❝必ず最後までしなきゃ!❞…という

大きなプレッシャーを感じていたそうで

 

純粋に行為を楽しむことが出来なくなっていたらしい。

 

たろもたろで、自分の精神状態が健康じゃないせいか

この日は確実にタイミングをとりたい!

…と思っていた日に最後までできなかったりすると

 

『どうして…!!』

 

と夫氏に苛立ってしまうことがあったんですね(+_+)

今振り返れば最悪な嫁だし、余計に夫氏を追い込んでいたよな、と

反省できるんですけど

当時は夫を思いやれるほどの余裕がホントになくて

やり場のない焦りと不安をパートナーにぶつける事しか出来なかったんです。

 

自分自身の事しか考えられないたろと

仲良しの度に自信を無くしていく夫氏

 

もう本当に悪循環でしかなかったと思います。

 

この時まだ、たろ25歳・夫氏29歳

お互い20代で1年以上妊娠しないのなら、

 

もしかして自然に妊娠出来ない理由があるのかな?

どこか体に異常があるんじゃ…?

 

そんなことも

時々話し合うようになっていました。

 

出産報告で追加ダメージをくらう(T_T) 

 

さらに私たち夫婦に追い打ちをかけたのが、

つい最近、妊娠報告を受けたばかりだと思っていた

実妹と義姉の立て続けの出産報告でした。

 

義姉が予定日よりだいぶ早く生まれてしまったので

誕生日もほぼ変わらず。

さらに性別も同じ・名前も打ち合わせしたかのように

かなりそっくり

(…例えば○○太と●●太、△△美と▲▲美のようなイメージです)

 

お互いの姉妹や両親から

出産レポや赤ちゃんの写真送られてきて

 

それを聞くたび・見るたびに

❝どうして1年も経つのに自分たちは妊娠すらできていないのか❞

…そんな辛いやら情けない気持ちが溢れてきて

 

本当に辛かったです。

 

まだ1年なので、きっとお互いの親族も

私たち夫婦が不妊で悩み始めているなんで

想像もつかなかったでしょう。

 

悪気がない事がわかっていただけに

こちらも赤ちゃんの話や写真が辛いとはいえず、ただ

『可愛いね(*'ω'*)!』

…と明るく返事だけしておいて

 

心の中では泣いていた事、

絶対に話すことが出来ませんでした。

 

そして自己タイミング開始から1年半が経過したころ

遂に不妊治療クリニックの門を叩くことに決めたのです。

 

長くなったので今回はここまで。

読んで下さり、ありがとうございましたm(__)m